仔犬(子犬)のしつけの中で悩まれている方が多いのが、所構わず仔犬が吠えてしまう無駄吠え。実はしつけの中でも時間がかかるもののひとつで、焦らず、根気よく、毎日練習することが大切です。 犬にとって「吠える」ということは、ごく当たり前の行為でコミュニケーションのひとつ。ですから全く吠えなくするのは困難ですが、度を越した吠え癖やむやみやたらな吠え癖は考え物です。仔犬(子犬)のうちにしっかりしつけて、お利口犬を育てましょう。
仔犬(子犬)との信頼関係が築けていて、おすわりやマテ(待て)などのしつけができているなら、この号令で吠えることを制止させることができます。吠えるのをやめたら、もちろん褒めてあげてくださいね!
仔犬(子犬)が吠え続けるようなら、何事もなかったように仔犬(子犬)を無視して、その場から立ち去ってください。無関心を装うことで、仔犬(子犬)はかまってくれない、おやつももらえない、吠えても何もいいことがないことを学習していきます。
仔犬(子犬)が聞き慣れていない、笛やラッパなどの音を突然聞かせ驚かせることによって、吠える行為を制止します。もちろん大声などでもいいのですが、あくまでも冷静にすることが大切。 仔犬(子犬)は遊んでくれると勘違いすることもあるので、その場合は、無視してその場から立ち去るなどの手段をとります。
おもちゃやおやつで気を引きながら、「ストップ」「ヤメ」の号令をかけ吠えるのをやめさせます。最初はなかなか難しいかもしれませんが、偶然でもいいので吠えるのをやめたら、すぐにご褒美をあげて遊んであげてください。
何度となく繰り返していくうちに、おもちゃやおやつがなくても、「ストップ」「ヤメ」の号令で吠えるのをやめるようになってきます。